駆け抜ける、日々

不人気のAKB、音楽配信でミリオンの謎を解く


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AKB48といえば、地下アイドル出身から
レコード大賞2連覇を成し遂げ
今もCD売り上げのトップを行く
国民的アイドルだ。
 
しかし、AKB48という名前を聞くだけで
気分を害してしまう人もたくさんいる。
 
NHKの朝の連続ドラマ小説
『あさが来た』の主題歌にAKB48の楽曲が
使われるというニュースが流れた途端
 
『もう見ないことが決定した』
『AKB48の曲なんて朝から聞きたくない』
『なんでAKBなんか使うの。NHKは何を考えているの』
  
というコメントがニュースのコメント欄で
大量に書き込まれ、尋常ではないほどの嫌われようを見せた。
  

彼女たちが嫌われるのは、その売り方にあるのだろう。
 
個人より集団で売っていく方法と
何よりも、かの握手券や総選挙の投票券をつけて
CDを売るという手法が毛嫌いされるのであろう。
  

別に、個人個人がそこまで輝いているわけではない
集団だから上手くいっているわけだし
そんな手法でミリオンを連発しても
それは本物ではなく、ただの偽物。
  

そういう意見を、”AKB嫌い”の人たちは持っているのであろう。
  

しかし、AKB好きな人よりもAKB嫌いの人が
圧倒的に多いように思える日本で
不思議なことが起きていた。

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2014年の選抜総選挙で1位となった指原莉乃がセンターの
『恋するフォーチュンクッキー』が音楽配信でミリオンを達成したのだ。
 
それも、長い期間売れ続けた。
  

考えてほしいのだが、AKBのライブや握手会に行くようなファンは
CDを毎回のように買うのだ。
 
だから、音楽配信でわざわざ曲を買う必要はない。
 
もう持っているのだから。
  

そうすると、音楽配信で『恋するフォーチュンクッキー』を
購入したのは握手会やライブにはいかないけれど
AKBに興味があるファン、
 
もしくはまったくAKBに興味がなかった人たち、
さらにはAKBが大嫌いだった人たちだ。
  

もちろん、ここまで恋するフォーチュンクッキーが
売れたのには楽曲の良さがある。
 
70年代~80年代のディスコサウンドを
現代風にミックスしたもので
聞けば聞くほど好きになるような
スルメ曲となった。
  

パンチのある曲が多いAKB48なので
初披露の時にはファンは戸惑い、
今回の曲はハズレ、なんだこの歌は
と言っていたものの聞くにつれて名曲と
意見を変える人が多かった。
  

しかし、それでも歌っているのはあの”AKB48″なのだ。
 
ファンよりもアンチが圧倒的に多いような
女性アイドルグループなのだ。
  

楽曲の良さだけでは説明がつかない。
  

では視点を変えて
なぜ、楽曲を音楽配信で購入するに至ったのか
を考えてみたいと思う。
  

音楽を手に入れるには、音楽配信のほかに
CDを購入する・レンタルショップで借りるという
方法がある。
  

しかし、恋するフォーチュンクッキーの楽曲を手に入れた
多くの人は音楽配信で手に入れたのではないかと私は思っている。
  

なぜなら
 
『AKB48のCDを買う・借りるなんて恥ずかしい』
  

からだ。
 
嫌いな人、もしくは興味があまりなかった人にとって
AKB48という響きは、恥ずかしさをあおるのだ。
 
ファンなのに「好きであることがまわりにばれたくない」
という人も少なくはない。
 
実際に、フライングゲット発売直後のオールナイトニッポンで
リスナーから『AKB48が好きだという事を恥ずかしくて親に言えない』
という相談が来たこともある。
  

そのとき北原里英が『恥ずかしいって言われちゃう私たちが恥ずかしい』
と言っていたが、そういうファンも少なくはないのだ。
   

しかし、恋するフォーチュンクッキーは
多くの人が音楽配信でダウンロードしたのだ。
  

それは、どうしてもこの楽曲が欲しかったことと
AKB48のCDを借りる・買うことに対しての羞恥心によるものだと
私は思っている。
  

70年代~80年代を感じさせるあの楽曲を聞いて
『AKBで一番いい曲だと思った』と言う人は多い。
 
普段そんなことを言わないような人でも
口をそろえて言うのだ。

実際に私の父もそういった。
父は50代なので、70年代~80年代の楽曲が
ドンピシャなのだろう。
  

70年代~80年代の曲を聴いて育ったような年代は
現在40代~50代の方たち、またはその前後なのではないかと思う。
  

パソコンを使えて、欲しい楽曲があって、
それでもCDを買う・借りる気にはならない
 
となればもう音楽配信で購入するだろう。
  

AKB48の神曲はこうして音楽配信でも
ミリオンセラーを記録したのだと思う。

  
ちなみに、私はAKB48が好きな方なので
彼女たちに対して嫌悪感も何もないし
尊敬さえしていたりもする。
  

なんにせよ、アンチの力もアイドルを盛り上げる
パワーになってしまうのだから恐ろしい世界だ。
  

ただ、傷つきやすい年頃の女の子もたくさんいるだろう
彼女たちがたくましく生きていけるように願っている。
   


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