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俺たち別れよう、続編のネタバレ 第4章 初デート


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俺たち別れようの
文字起しの記事を書いていきます!
 
第4章はデートの詳細のお話。
 
前回の詳細はこちらからどうぞ
俺たち別れよう、続編 第3章 楽しいLINE
   

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◆第4章◆
 初デート
 
 
俺はなんとか服を着替える。
 
身体の動きが遅い。
 
駅での待ち合わせ時間が
迫ってきている。
 
 

サキにメッセすることも考えたけど
心配してデートを諦めようと
言うかもしれない。
 

そんなことでサキの楽しみを
奪うわけにはいかない。
 
 

「タクヤ、あんたどうしたの?」
 

母に声をかけられる。
 
 

「ああ、いつもの副作用……」
 

「ええ!じゃあ寝てなさいよ!」
 

「いや、今日はちょっと
約束があるから」
 
 

「だって、そんな体調じゃ」
 
 

母と口論になったが
最終的に母は折れ
1万円札を一枚手渡した。
 

「なにかあったらタクシーで
帰ってきていいからね」
 
 

玄関を出ると
もう待ち合わせ時間になっている。
 

「着いたよ!」

 
 

サキからメッセが届く。
 

駅まで走りながら
どう返信したらいいのか悩む。
 

病気のことは言えない。
 

悩んだ結果、寝坊した、と返した。
 
 

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駅についてベンチに座っていたサキに
声をかけると、ふくれていたけど
許してくれた。
 

ごめんなサキ。
 
 

二人で電車に乗り込んで
車窓を眺めていると
少しずつ子供の頃の記憶が
よみがえってくる。
 

サキに父のことを話すと。
 

俺が小学一年生の時に
病気で亡くなった父のこと。
 

今俺は、父と同じ病に冒されている。
 

サキは涙を浮かべながら
俺の思い出話を聞いてくれた。
 

遊園地のゲートは、記憶の中にあった
そのままの姿で残っていた。
 
 

サキは、俺を元気づけるみたいに
はしゃいで駆け出した。
 
 

人もまばらで、
小さくて古い遊園地を見て
心配していた。
 

サキはこんなところ楽しくないかな
って少し後悔していた。
 
 

「ごめん、がっかりした?」
 

「ぜんぜん!
私混雑したところ苦手だし!」
 
 

サキは愛らしい笑顔を浮かべて
そう言ってくれる。
 
 

そこから5時間
 

サキについて回るように
ジェットコースターや
コーヒーカップを楽しんだ。

 
 

園内が小さいから
人の少ないからか、気づいたら
ほぼすべてのアトラクションを
二人で制覇してしまっていた。
 

一つ乗り物に乗るたびに
子供の頃の記憶が浮かんできて
俺は懐かしさと
サキが一緒にいるという新鮮さで
初めて知る幸せな気分に浸った。
 
 

一つ乗り物に乗るたびに
子供の頃の記憶が浮かんできて
俺は懐かしさと
サキが一緒にいるという新鮮さで
初めて知る幸せな気分に浸った。

 

最後に乗った観覧車で
サキの高所恐怖症が発覚した。
 

顔が真っ青になったサキを
隣に座らせてとっさに
手を握ってしまった。
 

サキは何も言わずに
手を握り返してくれた。
 

身体の全神経が左手の手のひらに
集中したみたいに
サキの体温を感じられる。
 
 

いつの間にか
体調はすっかり回復している。

 
 

この日から
俺の一番大切な人はサキになった。
 

サキを幸せにしたい。
 

サキとずっと一緒にいたい。
 

この人を、悲しませたくない。
 
 

そう強く思った。

 

しかし、俺の中の病魔は
日に日に狂暴になっていき
身体は悪くなる一方だった。

 
 
 

‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
ということで、第4章では
デートの前に薬の副作用が出てしまって
タクヤが遅刻してしまう、と言うお話でした。

最後も、症状が悪化していってしまうという
終わり方。。

タクヤが出した1万円は
お母さんが体調が悪かったら
タクシーで帰ってこられるようにと
渡したものだったのですね。

詳細はこちらからどうぞ
俺たち別れよう 第4章 観覧車
   

お父さんが亡くなった原因の病気に
冒されているタクヤ。
 
タクヤは、これからどうなってしまうのでしょうか…?

 


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