作家の津原泰水さんが
幻冬社から発売が決まって
出版予定だった文庫が
発売中止になっていたようです。
理由は津原泰水さんが
百田尚樹さんの『日本国紀』を
批判したせいだった!?
ここにまとめます。
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津原泰水の出版予定だった文庫が発売中止!?
津原泰水さんは
こんなツイートをしていました。
冗談じゃない。俺、幻冬舎から文庫出せなくなったんだぞ。 https://t.co/ERAQnXPC5H
— 津原泰水 (@tsuharayasumi) May 13, 2019
ゲラが出て、カバー画は9割がた上がり、解説も依頼してあったんですよ。前代未聞です。
— 津原泰水 (@tsuharayasumi) May 13, 2019
ゲラが出て
カバー画は9割型上がって
解説も依頼してあった。
それでも文庫本が
出せなくなってしまったようで。。
正月あけ、担当を通じ、『日本国紀』販売のモチベーションを下げている者の著作に営業部は協力できない、と通達されました。「どうしろと?」という問いに返答を得られることなく、その日のうちに出さない判断をしたとのメール。それ以前の忠告警告はありません。それどころか話に頷いてたくせに。
— 津原泰水 (@tsuharayasumi) May 14, 2019
まあ違法な圧力ですよ。しかし屈する気も被害者ぶって世論に頼る気もないし、作品に自信があるので、淡々と他の版元をあたり、文庫はどうなったか、という嘲笑めいた有本香氏の挑発にも、空惚けておりました。幻冬舎に告げたいのは一言、「小説そのものに興味がないのなら、小説家には近付くな」です。
— 津原泰水 (@tsuharayasumi) May 14, 2019
念のため付記しておきますが、僕は『日本国紀』の内容も趣旨も批判していません。それはご自由。僕が批判したのはウェブからのパクリであり、同じ幻冬舎から本を出す作家の立場から、世間に謝罪すべき(ならば浮かぶ瀬もある)と提言した。百田氏にもそうコメントしました。何故か返事は無いままです。
— 津原泰水 (@tsuharayasumi) May 14, 2019
作家の津原泰水氏がツイッターで幻冬社の百田尚樹著『日本国紀』を批判したため、幻冬社で発売が決まり、ゲラも出ていた自著の出版を中止された、という話。 https://t.co/A13iQl5nHe
— 町山智浩 (@TomoMachi) May 14, 2019
これは、かなり問題ですね。。
津原泰水の出版予定だった文庫が発売中止!?ネットの反応は
津原泰水氏と幻●社の件を踏まえて本棚をざっと見渡したが、特に幻●社の本は見当たらなかったので、個人的にはほとんど影響なさそう。
津原氏にはもっといい出版社で書き続けていただければ— J (@ceccokamy) May 14, 2019
というわけで、僕の文芸編集者としての矜持をこめて、津原泰水『ヒッキーヒッキーシェイク』文庫版には、次のようなコピーをつけさせていただくことにしました。「この本が売れなかったら、私は編集者を辞めます。 早川書房 塩澤快浩」。よろしくお願いします。
— 塩澤快浩 (@shiozaway) May 14, 2019
津原泰水は、日本を代表するSF、奇想文学の作家だと思ってる。文学賞に縁がないしあまり評価されてるように思えないけど、作品は本当に素晴らしい。事実だとしたらあまりに残念。
— しょご (@sh_go25) May 14, 2019
頼みます、幻冬舎。そこで連載し、出版することに作家が自信を持てる、日々原稿を書くことに納得ができる出版社でいてください。世間を狭く、息苦しくするのではなく、社会を広く、風通しのよいものにするために出版社はあるはずです。
— 万城目学 (@maqime) May 14, 2019
幻冬社アホか。取り敢えず津原泰水さんの文庫は他社から出るようなので一安心。幻冬社アホか。
— のり (@norizin) May 14, 2019
いやマジで津原泰水さんは天才なんですよ。文章の巧さが尋常じゃないうえに、どのジャンルを書かせても傑作をものにするという。
— 千年雪 (@yuki_chitose) May 14, 2019