大阪大学でありえない
入試ミスがありました。
2017年の阪大の物理の問題で
入試問題に誤りがあり、
その問題の採点によって
不合格にされてしまった30人が
1年もたって合格となったというのです。
今年の受験に励んでいる子もいるのに
大混乱を巻き起こしているこの入試ミス問題。
いったいどんな問題だったのでしょう？
気になったので調べてみました！
目次
大阪大学の物理の問題はいったいどんなものだった？
こちらが2017年に行われた
大阪大学の物理の問題です。
出典:mainichi.jp
ああ～音叉の問題ですね。
理系の方で物理を選択していて
受験をした方であれば
どういう問題なのか
分かるのではないでしょうか？
波とか振動とか、
懐かしいですね＾＾
今回ミスが指摘されていて
阪大がミスだったと認めた設問は
問4には答えが3つもあったことが
原因なのです。
しかし、阪大は
答えは一つだとしていたのです。
問4の答え方によっては
問5にも影響が出てきてしまうので
問4と問5の両方が不正解にされてしまう
ということがあったようです。
なんという悪問＾＾；
たった1問で受験生の運命が変わってしまい
1年間この問題の採点ミスために
再び受験生となった方もいたと思います。
そう思うとほんとうに
いたたまれなくなりますね。。
大阪大学の対応が酷かった！
そもそも、大阪大学の
この物理の問題に関しては
何度も『誤りではないか』と
指摘されていたのです。
それなのに、
大阪大学はその指摘を無視！
そして、2018年の1月を
迎えてしまったのです。
誤りを指摘していたのは
東京都内の予備校で物理を教えている
現在54歳の吉田弘幸さん。
2017年の夏に
講習のテキストに阪大の入試問題を
引用した際にこの問いの誤りに
気づいたそうです。
2017年8月9日に
阪大に『物理の問題に疑問があります』という
メールに正しい解答を添付しました。
しかし、2017年8月21日に
阪大から『設問に誤りはない』
という返信があったといいます。
そんなバカな＾＾；
隠蔽にしか思えませんね＾＾；
吉田さんは再度
『理論的に誤りがある』とメールしましたが
阪大からの返信はありませんでした。
さらに、2017年の6月にも
同様のミスの指摘があったようです。
つまり、吉田さんの指摘が
2人目だったのです。
結局、阪大が動いたのは2017年12月！
別の人物、3人目から
同様の物理の問題への指摘を
受けた後だったというのですから
阪大の威厳は潰れてしまいそうですね。。
受験問題は基本的に
教授が作成するものだと思われますが
教授が頑固でプライドが高かったのでしょうか？
偏屈な教授といざこざがあって
単位を落とされてしまって・・・
というトラブルも実際ありますし
私も被害者ではありませんが
目にしたことはあります。
現役阪大生からも
疑問の声が上がっているということで
やはりミスが発覚した時に早急に
しっかりと対応してほしかったですよね。
大阪大学から30人合格通知を受けた学生はどうなる？
今回、大阪大学から
合格通知を受けたのは30人。
この30人はいったいどうなるのでしょうね。。
実際、大阪大学からは
不合格通知をもらっていた人たちなので
現在予備校に通っていた、という方も
いたそうです。。。
受験をした者としては
苦しすぎますね。。
しかも、センター試験を目前とした
今に発表＾＾；
色々と遅すぎますよね。
阪大が採点をやり直した結果
本来なら合格していたはずの30人が
不合格にされていたほか
第2志望の学科で合格とされた9人が
実際には第1志望の学科に
合格していたことが
わかったといいます。
ううん、いろいろ複雑＾＾；
阪大の第2志望の学科に
合格とされていても
第1志望の学科ではないから
今年も受験生だったという方も
いたかもしれませんし、
他の大学に入学したという方も
いたかもしれません。
予備校に通うのもお金がかかりますし
なにより時間だって奪われたわけです。
これは阪大側としても
30人の人たちの人生1年分を
大きく左右させてしまったということで
対応が迫られそうですね。。
大阪大学は
すべての対象者に連絡をとって
希望する人には今年4月に
入学を認めるとともに
入学が１年遅れたことなどへの
金銭的な補償もするとしていますが
果たして被害にあった方たちの
納得するような結果となるのか。。
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なんにしても、
大阪大学のイメージは
だだ下がりですね＾＾；
しっかりと今回の件に対応し
なんとか国立大学としての
威厳を取り戻してほしいですね。
そして、こうしたことが
二度と起きないように
していただきたいと思います。