アサド政権とは?市民に化学攻撃するのはなぜ?わかりやすく解説!

ついに、シリアに
アメリカやイギリス、フランスが
攻撃しました。
 
 
今から一年前の2017年4月9日に
アサド政権が化学兵器で
市民を攻撃したというニュースは
入っていましたが。。
 
 
なぜ、アサド政権は
自国の市民を攻撃する?
 
 
アサド大統領の生い立ちなどについても
調べてみました。

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シリアはどこにある?

 
では、まずシリアがどこにあるのか
ということから説明します。
 
 
シリアは、ここにあります。
 
 

 
 
トルコやイラクと隣接しており
 
 

 
 
レバノンやイスラエル、ヨルダンとも
隣接しているのです。
 
 

シリアの宗教問題とは

 
シリアは様々な宗教に分かれており
それによって長い間対立しています。
 
宗教で対立、ということ自体
日本人にはあまり
よくわからないかもしれませんね。。
 
 
 
宗教の問題によって
政府軍と国民が争っていて
アサド政権が反政府側の国民を
化学兵器で攻撃している、という
報道がされています。
 
 
シリアではスンニ派が7割を占めます。
 
シーア派が1割を占めており
それが政府軍ということです。
 
アサド大統領はシーア派、
ということですね。
 
 
つまりまとめると、、
 
 
シリアの7割:スンニ派(国民)    
      vs
シリアの1割:シーア派(政府軍)
 
 
 
ということです。
 
 

つまり、シリアの政権を握る
アサド大統領はシーア派で
少数派なのです。
 

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シリアの宗教問題とは

 
これで、なぜアサド政権が
自国民を攻撃するのかということが
だいたい分かったのではないでしょうか。
 
アサド政権は少数派のシーア派。
 
シリア国民の大半はスンニ派ということで
対立しているのです。
 
 

そして、現在のアサド政権を握る
 
バッシャール・ハーフィズ・アル=アサド
 
 

 
 
実は、この方は
元々政治への興味が
あったわけではなかったのです。
 
しかし、運命によってか
大統領の道を歩むことになったのです。
 
 

バッシャール・アサドの生い立ち

 
バッシャールは
ハーフィズ・アル=アサドの次男として
ダマスカスに生まれました。
 
 
幼少の頃に父がクーデターでシ
リアの全権を掌握するなどしていたので
政治は常に身近な所にありました。
 
 
しかし、バッシャールは
兄弟や姉と異なり政治や軍事への
関心がなかったようです。
 
 
控えめで穏やかな人間として育ち
父とは政治の話さえしたことが
なかったのだとか。
 
 

学校時代は優秀で模範的な生徒だった
バッシャールは、ダマスカス大学医学部を
卒業します。
 
その後、軍医として働き
1992年には英国に留学し
ロンドンのウェスタン眼科病院で
研修を受けていました。
 
 
この時も政治への関心は
人並み程度だったようです。
 
 
 
この頃に、バッシャールは
後の妻であるアスマー・アル=アサドと
出会っています。
 
 

アスマー・アル=アサドの生い立ち

 


 
 
バッシャールの妻、
アスマー・アル=アサドは
英国で生まれ育ったスンニ派シリア人です。
 
アサド政権のシーア派では
なかったのですね。。
 
アスマー・アル=アサドは
ロンドン大学キングス・カレッジを
卒業、その後はJPモルガン(英語版)の
投資銀行部門でM&Aを手がけるような
キャリアウーマンでした。
 
 
ファッション誌『ヴォーグ』で
 
 

優雅で若く、同国の改革の象徴

 
と紹介されており
 
イギリス王室のダイアナ元妃になぞらえて
中東のダイアナとまで
称賛されていました。
 
 

兄の死によってバッシャール・アサドが後継者に!

 
政治に興味がなく
眼科医として働いていたバッシャール。
 
 
アサド一族で後継者と
みなされていたのは
兄のバースィル・アル=アサドでした。
 
 
しかし。
 
 
兄・バースィル少佐が
交通事故で事故死してしまったのです。
 
 
これがバッシャールの運命を
大きく変えます。
 
 
バッシャールはやむを得ず
留学を中断しシリアに帰国。
 
アサド政権の後継者となったのです。
 
 
バッシャールは父ハーフィズに
電話で
 
 

バースィル兄さんが志した道を歩む

 
 

と後継者になる決意を述べたようです。
 
 
しかし、周囲の親しい人々には
 
 

別に大統領になりたいわけでは無い

 
 

とも語ったようです。
 
 

バッシャールによって独裁の終了が期待された・・・

 
バッシャールは
父とは正反対の温厚な
学者気質なタイプの人間。
 
 
独裁政権が続いていたシリアでは
独裁の終了が期待されていました。
 
 
バッシャール自身も
最初はそう思っていたかもしれません。
 
 
しかし、父の代で作った敵が
あまりにも多かったのです。
 
 
反政府はバッシャールに
攻撃の構えを見せます。
 
 
そういった経緯もあってなのか
 
バッシャールは次第に
父と同じやり方で
反政府側のスンニ派である
シリア市民を攻撃するように
なってしまったのです。
 
 
2代に渡って独裁が続くシリア。
 
国民に対して
化学兵器まで使用するなんて
本当に昔、温厚で穏やかで控えめで
政治に興味がなかったのか
と思ってしまいます。。
 
 

シリアにロシアやアメリカ、イギリス、フランスも参戦・・・

 
しかし、市民に対して
化学兵器を使用したシリアを
世界が放っておくわけが
ありません。
 
 
日本時間で2018年4月14日13時までに
アメリカ、イギリス、フランスが
シリアの化学兵器施設などを
軍事攻撃しました。
 
 
アサド政権を支持し、支援する
ロシアはこれを厳しく非難。
 
 
日本は、米英仏を支持しています。
 
 
 
これは、第三次世界戦争が
始まってしまうのかという不安も
多く見られます。
 
 
いったい、
世界はどうなってしまうのか。
 
 
シリアの人々がこれ以上
苦しむことがないことを
祈るばかりです。