ハゲタカジャーナルと呼ばれる
ネット専用の粗悪学術誌が
話題になっています。
九州大学が
多数投稿してしまっているようで
ハゲタカジャーナルに論文を
投稿しないように呼びかけ始めた?
ハゲタカジャーナルに投稿して
研究成果に疑念が生じる?
ここにまとめます。
目次 [hide]
ハゲタカジャーナル(粗悪学術誌)に九大が多数投稿?
九州大学が
ハゲタカジャーナルに
論文を多数投稿しているとして
問題になっています。
九州大が研究者などを対象に、ネット専用の学術誌の中で「ハゲタカジャーナル」と呼ばれる粗悪な学術誌に論文を投稿しないよう指導を始めました。こうした学術誌が世界的に増え投稿も後を絶たず、研究成果に疑念が生じる事態を防ぐためです。https://t.co/knnVImshMw
— 毎日新聞 (@mainichi) 2018年9月2日
『ハゲタカジャーナル』は
インターネット専用の学術誌の中で
質が十分に保証されていないもの。
こうした学術誌が
多数発行されているのは
主に海外の出版社です。
なんと、日本からも
5000本超の論文が
投稿されていたようで。。
九州大学 147本
東京大学 132本
大阪大学 107本
新潟大学 102本
名古屋大学 99本
日本大学 87本
北海道大学 74本
広島大学 73本
京都大学 66本
ということで、
国立大学などの有名大学が
多数ハゲタカジャーナルを
使用してしまっており
研究者が業績の水増しに
使っているのでは
という声もあるのです。
九州大学は
ハゲタカジャーナルに
論文を投稿しないようにと
呼びかけ始めたようですが
他の大学はどうでしょうか?
ハゲタカジャーナル(粗悪学術誌)を繰り返し使用する研究者も?
どうやら、
ハゲタカジャーナルを
愛用する研究者もいるようです。
#ハゲタカジャーナル には、特定の研究者が繰り返し投稿するケースが目立ち、30回以上投稿した研究者もいました。https://t.co/5ULiJs3sHn
— 毎日新聞 (@mainichi) 2018年9月3日
30回以上投稿している
研究者もいるようです。。
その論文の内容は
どれくらいのものなのでしょうね^^;
そして、こんな声も。
一度ダマサれてハゲタカジャーナルに500ドルくらい払ったことがある。途中で気づいてキャンセル(返金されなかった!)、マトモなジャーナルに投稿したら掲載されたよ。でも2400ユーロ取られたーーー。
— Masfin Otta (@Poch_Ma) 2018年9月3日
やはり、そういった被害に
あってしまう方もいるんですね。
質が十分に保証されていない粗悪な学術誌、通称「ハゲタカジャーナル」
とある本社中国の出版元は無許可で複数の研究者を編集委員にしたり等
日本の大学所属研究者も数多く投稿毎日新聞の記事なので思惑を感じずにもいられませんが、ツイで引用する際には引用元の信用度を担保する必要はありますね https://t.co/QzU1Ikvv49
— いったー (@yutteerr) 2018年9月3日
インドは
ハゲタカジャーナルの
取り締まりを始めているようです。
インドがハゲタカジャーナルの取り締まりを。インドの大学のハゲタカジャーナル被害の背景としては、自国の高等教育を監督する機関が作成した「ホワイトリスト」にハゲタカジャーナルが載っていることに加えて、「量より質」の科学者評価法がある。 https://t.co/Qw3uCh4Uae
— 松田 栄治 Eiji Matsuda (@matsuda_eiji) 2018年8月29日
なるほど、確かに
質より量で評価されるのであれば
どんどん論文を書いて
ハゲタカジャーナルなるものに
投稿していってしまうのかな。。
現在の、科学者の評価法に
問題があるのかもしれませんね。
今後、各大学が
ハゲタカジャーナルに
どう対応して行くのか
注目していたいと思います。