平昌五輪の女子フィギュアスケートで
ザギトワ選手がショートで1位となりました。
このザギトワ選手は
ショートもフリーもすべてのジャンプを
後半に跳ぶことで有名な選手です。
そのプログラムがおかしいと
スケート関係者から非難されている?
そのため、フィギュアスケートの
ルール変更も検討されている?
気になったので調べてみました!
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ザギトワのプログラムがおかしいと関係者から非難?
出典:twitter.com
ロシアから個人資格で五輪に出場している
アリーナ・ザギトワ選手は
2018年2月23日に行われた女子ショートで
歴代世界最高得点となる82.92点を出して
首位スタートととなりました。
世界選手権2連覇中の女王
エフゲニア・メドベージェワが
20分前に叩きだした81.61という世界最高得点を
すぐに塗り替えてしまったのです。
ザギトワ選手のプログラムは
以前から『曰くつき』ではありました。
ザギトワ選手のプログラムは
ショートで3つのジャンプ、
フリーで7つのジャンプを
基礎点が1.1倍となる後半に
すべて詰め込むという
驚異的なプログラムなのです。
そのため、ジャンプだけ
点を取るだけのためのプログラム
という話は前々からありました。
2016-2017シーズンに
ザギトワ選手はジュニアの世界選手権で
優勝しましたが2位だった本田真凛選手も
ノーミスで本田真凛選手の方が
プログラム的には圧倒的に良かった
という話もあったようです。
さらに、団体戦のザギトワのフリーの演技を見て
アシュリーワグナーがツイッターで
彼女のプログラムを批判したのです。
ザギトワのプログラムがおかしいとワグナーが非難!
出典:twitter.com
こちらが
アシュリーワグナーの
ザギトワのプログラムを批判した
ツイートです。
When is she going to jump....
— Ashley Wagner (@AshWagner2010) 2018年2月12日
いつジャンプを跳ぶの・・・
She's going to do seven jumps in the second half.
— Ashley Wagner (@AshWagner2010) 2018年2月12日
彼女は7つのジャンプを後半に跳ぶ予定。
Technically so perfect.
— Ashley Wagner (@AshWagner2010) 2018年2月12日
技術的には完璧だというワグナー。
Ok. I respect the competitive approach. But no cannot do this set up. It's not a program. She killed time in the beginning and then just jumped the second half. It's not a performance. I understand that this is what the system allows but it's not all figure skating is about
— Ashley Wagner (@AshWagner2010) 2018年2月12日
技術的には完璧で、
その競争心には敬意を表します。
でもこれはない。
プログラムではない。
彼女の前半は空っぽで、後半がカオスになった。
これは演技ではない。
採点の仕組みがそうさせていて、
彼女のことを責めることはできないが、
私は楽しめなかった。
これはフィギュアスケートではないと思う
ザギトワのプログラムを
演技なんかじゃないし楽しめないし
フィギュアスケートではない
と批判するワグナー。
Points on points. It's the system and she's working it, you can't blame her it works
— Ashley Wagner (@AshWagner2010) 2018年2月12日
しかし、問題なのは
そういう採点システムであって
ザギトワを責めるべきではないとも
ワグナーは話していました。
確かに・・・・
ザギトワが五輪で優勝するようならルール変更も?
そもそも、ジャンプの基礎点が1.1倍になる
後半にいくらでもジャンプを
詰め込めてしまうような
現行のルールがおかしいという
話もあります。
ザギトワ選手のプログラムを
ジャンプだけ、チートだと
話す方もいますが
後半にジャンプを詰め込むということは
体力的にかなり大変だというのは
お分かりだと思います。
ザギトワ選手は
後半にジャンプを詰め込んでいますが
ルールにのっとっているだけなのです。
もし、メドベージェワ選手とザギトワ選手が
フリーでもノーミスの演技をして
ザギトワ選手が平昌五輪で優勝、
金メダルを獲得するようなことがあれば
やはり賛否両論となるのでしょうか。。
今回、メドベージェワ選手は最終滑走。
ザギトワ選手の後に滑ります。
そのため、二人がノーミスの演技をした場合
ジャッジがザギトワ選手のプログラムを
どう判断するのかというところに
すべてかかっていきそうですね。
フリーは18歳のメドベージェワの芸術性が、
若きライバル・ザギトワの跳躍力を
上回るかもしれない
と、メドベージェワ選手の芸術性が
ザギトワの驚異的なプログラムを
上回ってくるという予想もあります。
うーん、もうジャッジ次第ですよね^^;
『作品としての芸術性に欠ける』
という批判がザギトワ選手のプログラムには
言われているようなのですが
やはりルールに従っているだけという声もある。
文句を言うなら全員が後半に
全てのジャンプを跳べばいいじゃないか
という話もあるかもしれませんが
それはあまりにも面白みがない。
もちろん、体力面的に
それをやれない選手もいると思うのですが
そうなるとただのジャンプ大会になってしまう。
今の男子の4回転問題みたいなものですかね^^;
ザギトワ選手のプログラムを
批判する声がやまない、それに
スケート連盟が対応していくとなれば
やはり、ルール変更して
後半のジャンプの回数を
制限するしかないと思うのですが。。
専門家の間でも
音楽に合わせ、ひとつの作品として
4分30秒の世界を演じるという
視点から見れば、ザギトワ選手のプログラムは
バランスに欠けるプログラムではないか
という意見があるようで。。
とにかく、女子フィギュア頂上決戦!
どうなるのか見守りたいと思います。
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