石井遊佳さんの『百年泥』が
芥川賞を受賞しました!
石井遊佳さんは『百年泥』が
処女作ということで
すごすぎですね^^;
この記事では石井遊佳さんの
プロフィールや
『百年泥』について
今出ている情報を
まとめていきたいと思います!
目次 [hide]
石井遊佳のプロフィール
出典:twitter.com
名前:石井遊佳(いしい ゆうか)
生年月日:1963年11月
出身地:大阪府
最終学歴:東京大学大学院人文社会系研究科
石井さんは
大阪府枚方市に生まれました。
現在53歳で
日本語教師をしているようです。
そして、現在はインドの
チェンナイ市に住んでいるとのこと!
インドのチェンナイで
日本語教師ですか。。
異色の経歴ですね。
そして、このインドに住んでいるというところが
百年泥にも大いに関係してくるのです。
石井遊佳の『百年泥』のあらすじとは?
芥川賞を取ったということで
『百年泥』をさっそく読みたい!
という方もいると思うのですが
実はまだ販売されていないようです^^;
1/24に販売という事ですね。
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百年泥のあらすじは
自分の意に反して
インドのチェンナイで
日本語教師をすることになった
女性が主人公
ということで、かなり石井さん本人の
経験が入っているとのこと。
その主人公は、現地で百年に一度という
大洪水に見舞われます。
川の濁流に押し流されて
堆積した泥。
その泥から現れた
品々にまつわる出来事を
追体験すると言うものだそうです。
百年泥は石井遊佳の実体験だった!
そして、驚くべきことに
百年泥の大洪水のお話は
石井遊佳さんが実際に
経験したことだったのです!
2015年にチェンナイでは
大洪水が起きて当時は
3日間家から出られなかったそうで
そのすごさが伝わってきますね。。
水がようやく引いたので
石井さんの勤め先の会社に行こうとしたら
途中の橋が洪水のせいで泥だらけに
なっていたようです。
それを見に来ていた
たくさんの群衆。
身動きが取れなくなってしまった石井さん。
しかし、警察官によって
群衆はよそへ追い立てられたそうです。
石井さんには、
その様子がとても印象に残ったようで
いつか小説にしたいと
思っていたのだとか。
インドというと
『悟り』だったり宗教というイメージが
個人的にあったのですが
石井さんはインドやチェンナイに
そういった印象は持っていないようで
信心深いが現実の方が大事
とのことでした。
さらに、百年泥には
カースト制度の問題であったり
石井さんが感じる社会の闇の部分が
書かれているようで
そういったところも楽しみですね。
石井遊佳の旦那の職業がスゴい!
そもそも、石井遊佳さんが
なぜインドのチェンナイに住んでいるのかというと
それは旦那さんの職業にあります。
石井さんの旦那様は
サンスクリット語の研究者
なんです!
すごいですね^^;
しかし、石井遊佳さんは
インドにはついていきたくなかったそうですw
しかし、旦那さんが
インドのお仕事の面接で
『以前僕の妻がネパールで
日本語教師をしていました』
という話をしてしまったところから
事態が一変します。
『ではご夫婦でいらっしゃってください』
と言われてしまったため
石井遊佳さんもインドで生活するはめになり
インドのIT企業で日本語教師の
仕事を見つけたのだそうです。
石井遊佳さんは今でも
旦那のこの一言で
インドにまで行くはめになった
とちょっと恨んでいるようです。笑
そして、インドで大洪水を経験して
群衆を蹴散らす警察官を見て
百年泥を書いて処女作で
芥川賞を受賞した、ということですね。
ある意味旦那様のおかげでしょうか。笑
しかし、やはり元々
石井遊佳さんには文才があったのでしょうね!
選考会でも
主人公の人生や石井さんの表現、描写が
高い評価を得ていたようですし
ますます百年泥が読みたくなりますね!
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気になった方はぜひ読んでみてくださいね。
私もさっそく予約したので
本が届き次第読もうと思います^^
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